「エイリアン ロムルス」ネタバレ感想:シリーズ原点回帰がやりすぎ?ラストはパート1と同じ!

映画館で「エイリアン ロムルス」を鑑賞。
監督は「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス。

「ドント・ブリーズ」が面白かったので、「エイリアン ロムルス」も期待していたが、イマイチだった。

評価としてはB-。

「エイリアン ロムルス」はエイリアンシリーズの原点回帰な作品なのだが、あまりにも原点回帰過ぎ。

日の当たらない惑星で働く貧しい若者数人が、捨てられた宇宙ステーション内にある冷凍休眠装置を盗み出し、それを使って遥か彼方の惑星に逃げ出す計画を立てる。

しかし、その宇宙ステーション内で多数のエイリアンに遭遇し、逃げ、戦い、殺され、主人公のレインだけが生き残る。

途中、アンドロイドが邪魔したり、助けたり。
これも過去のシリーズどおり。

特にラストがパート1と全く同じ。
助かったと思ったら、1体のエイリアンが現れ、レインが宇宙服を着て、エイリアンを宇宙に射出する。

いくらシリーズをリスペクトしてのオマージュだとしても、やり過ぎ。
「パート1と同じだ!」と思ってエンターテインする人が、そんなに多いとは思えない。

もちろんエイリアンマニアに喜んでもらえるような小ネタは多数あるらしいのだが、一般客にはよう分からん。

原点回帰はいいけれど、本当は「エイリアンの当たり前」を見直して欲しかった・・・。

エイリアンのスピンオフ作品としては、「エイリアンVSプレデター」が2つ製作され、面白くなかったけど、アイデアとしては悪くなかった。

ただ、「エイリアンVSスパイダーマン」が観たいかと言われれば観たくない。
誰でも思いつきそうな感じが嫌だ。

「エイリアンVS貞子」
「エイリアンVS古畑任三郎」
「エイリアンVS刑事コロンボ」
「エイリアンVSあぶない刑事」
「エイリアンVS鬼平犯科帳」
「エイリアンVS宮本武蔵」
「エイリアンVS柳生十兵衛」
「エイリアンVS範馬勇次郎」

これくらいぶっ飛んでれば観に行きたいかも。
誰か日本でエイリアンの映画化権獲得してくれないかなぁ。。。

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