映画「アメリ」あらすじと感想 無償の行為で世界とつながろう!

映画「アメリ」は2001年公開で、製作国はフランス。

アメリ

Story

医者の父と教師の母を持つアメリ。
父はやや冷淡であり、母は神経質で、アメリを十分に愛してくれない。
アメリが幼い頃、医者の父がアメリを診察すると、アメリは父に抱きしめてもらいたくて鼓動が早くなり、心臓病と誤診され、以降、学校に行けず、友達もいないまま成長する。

大人になったアメリは家を出て、カフェで働き始める。
ある日、住んでいたアパートの壁の奥に小さな箱を見つける。
箱の中にはスポーツ選手の写真や、オモチャが入っていた。
恐らくは何十年も前にアメリが住んでいた部屋の住人のものであった。
そこでアメリは、この箱を持ち主に返す決意を固め、捜索を始める。
何とか箱の持ち主に辿り着き、受け取ったオジサンは涙を流して喜ぶ。
アメリは、その様子を見て以来、社会との関りを徐々に深めていく。

幼いころから孤独に生きてきたアメリは妄想癖があり、その影響か、様々な作戦(いたずら)で、周囲の人々を幸せにしたり、ちょっと困らせたりする。

そんな中、街にある証明写真用装置の周囲で、捨てられた顔写真を集める青年を見かけ、恋に落ちる。
アメリは得意の作戦を使って、彼に近づくが、勇気が無くて、なかなか声がかけられない。
そのうちに、同じカフェで働いている女性店員と彼が、一緒に店を出ていくところを見てしまう…。

見返りを求めない行為の見返り

アメリは幼いころから孤独の中で生きていました。
しかし、部屋にあった思い出の箱を持ち主に渡したとき、アメリの中の何かが変わっていきます。
それは「孤独からの解放」であり、世界への「所属感」の獲得でした。
精神的には孤独であったアメリが、思い出の箱を返すという、何の得もない行為を成し遂げたことにより、初めて自分と世界がつながっていることを実感したのでした。
そして素性も知らない男に好意を寄せ、その胸に飛び込んでいくアメリ。
この映画は、勇気を出して人間と世界に信頼を寄せることでしか、人は幸せにはなれないことを教えてくます。

小難しいことはさて置き、とにかく超絶可愛い映画。
映像も美しい。
恋人と二人で観れば、鑑賞後、すぐにベッドインしたくなること間違いなしです。

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