モノクロ写真の撮り方 影を見よう!

写真を趣味にして15年以上経ちます。
モノクロ写真がメイン。

趣味にし始めた頃、既にデジタルカメラがフィルムカメラを凌駕していましたが、ひたすらフィルムで撮影。
そして、自分で現像&焼き付け。

結婚して以来、フィルムでの撮影はしなくなりましたが、デジタルでもモノクロで写真を撮り続けています。

いいモノクロ写真って美しいんですよね・・・。
そんな私が提案するモノクロ写真の撮り方をご紹介します。

影を見よう!

モノクロ写真

モノクロ写真を撮るときの大原則は光と影を意識することです。
「光を読む」なんてカッコいい言い方がありますが、これに惑わされないようにしてください。

最初に意識するのは光ではなくて「影」。
影があると「光の方向」が分かります。

影を意識し、光の方向が分かるモノクロ写真は、いい感じになる確率が高くなります。
まず、影を見て、次に光を見て、最後に被写体を見ます。

被写体は最後に見よう!

素人の人が写真を撮ると被写体しか見ていません。
これは当たり前です。

「写真が趣味」と公言している人が、いきなり被写体から入ったら素人と同じです。
写真は、「見る力」を磨く趣味です。

写真に問われているのは「あなたは何を見ているか?」です。
「撮る力」も必要ですが、大事なのは「見る力」です。

ボヤボヤ見ている人は、どんなに高価なカメラとレンズを使っても、ボヤボヤした写真しか撮れません。

被写体ではなく、影と光を意識して街を歩いていると、誰も気づかなかったフォトジェニックなものが、身近にたくさんあることが分かってきます。これが楽しくて、やめられなくなります。

逆に影と光を意識せず、被写体ばかり追いかけている人は、静岡県に行ったら富士山を撮るし、4月になったら桜の花を撮ります。

そんな人たちに言いたい。「安心してください。富士山・桜の花の写真は、あなたが撮らなくても、必ず他の誰かが撮っています。」

日の丸構図を基本としよう!

モノクロ写真

写真の入門書を読むと、被写体を真ん中に持ってくる日の丸構図はダメと書いてあります。

全然そんなことはありません。

写したい被写体が真ん中に来るのが基本です。
逆に「三分割構図」、「S字構図」など、どの入門書にも書いてあるような構図を使うと初心者感や、写真を良く見せたいという下心が見えてしまいます。

気を付けなければならないのが、被写体以外の部分。余計な余白がないか、写したくないものが入っていないか。
やっぱり被写体は最後の最後に見るのが原則です。

JPEG・モノクロモードでたくさん撮ろう!

光と影

写真を趣味にしている方はRAWで撮影している方も多いかと思います。
定年退職されて、時間がたっぷりある人はそれでもいいかと思います。
それ以外の現代人は時間がありません。

私の場合、写真は趣味ですが、写真に費やすことができる時間は限られています。
仕事は言うまでもなく、見たい映画はたくさんあるし、読みたい本、雑誌は次々に発売されます。

そんな中でRAWを現像している暇はありません。
そもそも現像している暇があったら、その分を撮影に回した方が絶対にいいです。

私は、JPEGで、しかもモノクロモードで撮っています。
私は写真家の森山大道さんのファンなので森山タッチのラフモノクロモードも多用します。

こうしておけば、後でモノクロ変換する時間が省けます。
皆さんも、胸を張ってJPEGで撮りましょう。

そして、たくさん撮りましょう。
100枚撮った人より、1000枚撮った人の方が10倍偉い。
「写真の場合、量は質を凌駕する」は、森山大道さんの遺言です。
まだ、生きていますが。

先程も書いたように、写真は撮る力ではなく「見る力」です。
どんなにいいカメラとレンズで撮影された写真でも、見る力が無い人が撮った写真に見るべき価値はありません。

「素晴らしいラブレターを書くのに、高い万年筆である必要はない。」といったのは写真家のアラーキーさん。
これはアラーキーさんが、コンパクトカメラしか使わない森山大道さんを評するときに使った言葉ですが、その通りです。

カメラなんて、中古で、型遅れの、小型カメラで十分です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です