「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ完結!最新作『サイテー最高な私の今』を観た感想と過去3作のあらすじまとめ
今週から公開の映画「ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今」を鑑賞。
本作は「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの4作目。
本作を一言でいうと、「独身女性・ブリジットが、仕事に恋に奮闘しながらも自分らしく生きようとする姿を描いたロマンティック・コメディ」。
今回鑑賞した最新作も含めて、基本的には全て年増の独身女性の物語。
これまでの3作品のあらすじは次のとおり。
【第1作】『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)
出版社に勤めるブリジット・ジョーンズは、正月に「今年こそダイエットして、ちゃんとした恋愛をする!」と日記を書き始める。
そんな中、プレイボーイの上司ダニエル・クリーヴァー(ヒュー・グラント)といい感じになりつつも、両親に紹介された堅物のマーク・ダーシー(コリン・ファース)とも奇妙な関係に。
口下手で、愛情表現が下手なマークだったが、やがて、心の底からブリジットを愛していたマークの思いが通じて、二人は結ばれていく。
【第2作】『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004)
マークと恋人同士になったブリジットは、幸せな生活を送っていたが、完璧すぎる彼に次第に不安を感じるように。
さらに、マークの女性同僚レベッカとの仲を疑い、嫉妬が爆発。
さらには、かつての元カレ・ダニエルとも再会して、事態はますますややこしく…。
そんなときに仕事で出張したタイでとんでもないトラブルに巻き込まれて、ブリジットは誤認逮捕されてしまう。
そんなとき、別れたはずのマークが世界中を飛び回って犯人を捜し、ブリジットは釈放される。
そのことを知ったブリジットはマークのところにかけつける。
そして遂にマークはブリジットにプロポーズするのだった。
【第3作】『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016)
43歳になったブリジットは、シングルライフを満喫していたある日、フェスで出会ったアメリカ人ジャック(パトリック・デンプシー)と一夜を共に。
その後、元恋人マークとも復縁のようなことがあり、肉体関係を持つ。
するとブリジットは妊娠。
どちらが赤ちゃんの父親か分からない状況に…。
2人の男性の間で揺れながらも、最後はマークと結婚。
結婚式のシーンで映画は終わる。
今回鑑賞した4作目は、マークとの結婚生活が描かれるかと思いきや、マークが亡くなってから4年後から映画は始まる。
ブリジットは二人の子供を育てるシングルマザー。
もう恋愛などないと思っていたところ、友人が勝手に登録したマッチングアプリにより29歳のイケメン男性「ロクスター」と恋に落ちる。
一方、ブリジットの小学生の息子「ビリー」は、学校で時折心を閉ざしていた。
実はブリジット以上にビリーも亡くなった父マークのことを引きずっていた。
学校の行事でキャンプに出かけた夜、ビリーは堅物で理系の「ウォーラカー」先生に亡くなった父のことを話す。
そのとき初めてウォーラカー先生は、ビリーが心を閉ざす理由を知った。
ウォーラカー先生は「お父さんは、決して消えたわけではない。エネルギーは形を変えるが決してなくならない。これは科学的に正しい。」と優しくビリーに語る。
そしてウォーラカー先生も、ブリジットに惹かれていくのだった…。
不幸な人生を歩いているように見えて、実はモテモテのブリジット。
でもそれを観客は不思議に感じない。
それは苦境に陥っても、素直に、真っすぐに生きるブリジットを観客は皆大好きになってしまうから。
そして映画の後半でウォーラカー先生の計らいで息子のビリーが亡き父を思ってとる、ある行動に観客に号泣。
ちなみに本作では新しい男性キャラが2名出てくるが、その他はシリーズの出演メンバーが勢ぞろい。
プレイボーイのダニエル・クリーヴァーが懲りずに女を口説いているのも見どころ。
そしてエンドロールでは、前3作の名シーンが映し出される。
つまり今度こそ、本当の本当にシリーズ完結編。
「ブリジット・ジョーンズの日記」ファンは絶対に必見。
是非、劇場でご覧あれ。