「中国共産党 暗黒の百年史」 石平著 中共の誕生・乗っ取り・殺戮・内ゲバの全てが分かる!

何故、中国共産党は残虐であり続けるのか。
それは残虐さをむき出しにしないと生き残れなかったからである。
それは今も同じ。
ウイグルへのジェノサイド(民族大量虐殺)は現在進行形の残虐行為。
「中国共産党によるウイグルへのジェノサイドの実態を描く「命がけの証言」

日本においては連日の尖閣諸島周辺への接近及び領海侵入。
そして凄まじい反日教育。

共産党が生き残るには、これらの残虐行為と恐怖政治をやめるわけにはいかないのだ。
やめた途端に、中国共産党は、たちまち無くなってしまう。

この残虐行為と恐怖政治の歴史を明らかにしたのが、評論家の石平(せきへい)氏が上梓した「中国共産党 暗黒の百年史」

暗黒の百年史

この本にはタイトル通り、中国共産党の誕生から現在までのゾッとするような黒い歴史が詳細に語られている。

誕生・乗っ取り・殺戮・独裁

共産党

「誕生」

中国共産党が創設されたのは1921年7月21日。
石平氏に言わせると「サタン誕生」の日。

このサタンを産み落としたのはソ連共産党が創設した「コミンテルン」。
コミンテルンとは国際共産主義運動の指導組織のことで、ここから派遣されたニコルスキーとマーリンという二人のロシア人が中国共産党の結党を指導・監督したという。

「乗っ取り」

当初、中国共産党にとっての敵は孫文率いる国民党であった。
しかし、国民党に全く歯が立たない中国共産党に痺れを切らし、コミンテルンは国民党を支援して取り込むことに方針転換する。
支援することと引き換えに中国共産党の幹部を共産党員のまま国民党幹部として受け入れるよう要求。
国民党はこの要求を受け入れてしまう。
敵の内部に入り込んだ共産党員は、当然、スパイ活動を始める。
その後の中国共産党の得意技の原型はここから始まっている。

「殺戮」

現在、ウイグルへのジェノサイドが世界的に問題になっている中国共産党であるが、にわかには信じられないくらいほど自国民も殺している。

本書によると、中国共産党が結党当初から三度の飯より好んだことは、自国の一般国民に対する残忍極まりない大量虐殺であった。

中国共産党が国民党との戦いにおいて劣勢に立たされている間、目を付けたのが地方の農村地帯。
それらの地域の有力者を「反革命分子」としてでっち上げ、銃殺。
彼らから奪った財産を党の資金源とした。
そして中国共産党の独裁と特権を死守するために民衆に恐怖心を植え付けていった。
このやり方は今も続いている。

もちろん自国民だけでなく、周辺の民族にも殺戮は及んでいく。
そして、インチキで、ありもしなかった「中華民族」なる概念で周辺民族を消滅させ、漢民族に同化させていく。
チベット・モンゴル・ウイグル。
そして、いずれは台湾・香港も。
いつか日本も…。

「内ゲバ」

中国共産党の殺戮の歴史は内部にも及ぶ。
激しい内部闘争と殺し合い。
仲間に濡れ衣を着せるなどの騙しあい。

その内ゲバを最も象徴する大事件が文化大革命。
毛沢東が失った権力を奪い返すという目的のために、数千万の人々の命が奪われたという。

1972年、こんな中国と日本は国交正常化してしまう。
石平氏に言わせると、中国との国交正常化に日本側の利得は一つもなく、単に国際的に孤立していた中国を助けただけであった。
この意味の無い国交正常化が足かせとなり、中国の横暴と殺戮に堂々と非難できない日本となってしまった。

毛沢東を目指す習近平

目標

現在の習近平政権は、中国共産党の暗黒のDNAをしっかりと引き継いでいる。
それは習近平の生い立ちと関係している。
習近平は若い頃から文化大革命に巻き込まれ、北京で通っていた学校は解散して家を追い出され、母親は公の場で批判され殴られ、父親も投獄されたあと、戻ってきたから公の場で批判の対象となった。

本書によると、この経験により、権力こそ全てであることを、習近平は少年時代に人生の一番大事な教訓として心に刻んだのである。

このことは、軍事戦略の研究家であるエドワード・ルトワックも同様の指摘をしている。
ルトワックによれば、習近平は「毛沢東が行っていた以上に完璧な毛沢東を目指す」という。
(詳しくは「習近平は毛沢東の狂信者だった!」を参照)

ジェノサイドが可能となる心理

金網

中国共産党の歴史がいかに残忍であろうとも、実際に人々を殺したのは毛沢東でも習近平でもなく、共産党員である。

何故、このような残虐な行為を多くの人々が行えるようになるのか。
その理由を社会心理学では「代理人状態への移行」として説明する。

「代理人状態への移行」とは、自分を単に他人の要望を忠実に実行する単なる代理人とみなすことをいう。

代理人状態へ移行すると、自分自身には責任が無いと感じ、罪の意識がなくなる。

このことはこれを読んでいる全ての人も、代理人状態に移行すれば、どんな残虐行為もできることを意味する。
人はいつでも自分が正気を保っているか疑ってかからなければならない。
(「ナチスのホロコースト・中国共産党のジェノサイドを実行する人の心理とは?」)


今後100年、日本と世界が生き残るためには「対中国」が最重要課題。
そのためにも本書は日本人だけでなく、世界中の人々が読んでおかなければならない必読書である。
是非一読を。

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