うつで死なないために思うこと 竹内久美子 産経新聞コラム

うつ病

随分前になりますが、令和2年8月24日(月)の産経新聞朝刊の竹内久美子さんのコラム「うつで死なないために思うこと」が忘れられません。

竹内久美子さんは動物行動学研究家。
先日、竹内さんが「Will増刊号」というYoutubeチャンネルに出演されているのを見たばかり。

コラムでは先日自殺して亡くなった三浦春馬さんの関連で、うつを原因とした自殺について書かれていました。

読んで驚いたのですが、竹内さん自身もうつ病の経験者であり、今も持病として戦っている最中とのことです。
竹内さんによると、うつ病による自殺衝動は他人ではどうすることもできないといいます。

これは精神科医の樺沢紫苑先生もおっしゃっていましたが、精神病の患者に対し、やさしい声をかけたりすることは単なる偽善で、普通に接していればいい。

しいて言うならば、だまって傍にいてあげる『寄り添い』が重要らしい。

竹内さんも自殺衝動に悩まされようですが、その感覚は『喉が乾いたから水がのみたいという生理的欲求』なのだそうです。

竹内さんはうつ病発症から90%回復するのに10年かかり、100%に達したのはプラス7年かかったとのことです。

竹内さんは、今ではうつ病を単に脳内の伝達物質の放出の不具合であり、他の病気と同じととらえています。

現代人は、不安と焦燥と少しの自殺衝動を誰でも持っていると思います。
私だってそうです。

これをゼロにしようとするのではなく、竹内さんと同じく、死ぬまで上手く付き合っていこうと諦めた方がいいのかもしれません。
このコラムを読んで少し気が楽になりました。

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