写真の魅力は「発見」だった! アーティストをやめてトレジャーハンターになろう!
写真を趣味として約20年。
何故、飽きもせず、これだけ長く写真を続けられたのだろう。
写真の魅力とは何か。
改めて考えてみた。
写真の魅力とは「発見する」面白さ。
写真を撮るには、撮影の前に「見る」という行為が入る。
全神経を目に集中させ、ひたすら見る。
そして、光と影によって作られた素晴らしい被写体を発見する。
その発見した時の喜びが、写真を続けられた理由であることに気づいた。
日常に何気なくあるものも、光のあたり具合により撮るに値するものに変わっていく。
発見される被写体は、ときに美しく、ときに不思議で、ときにおどろおどろしいものだったりする。
そしてそれは大抵の場合、隠れている。
それを何かとか探し出し、カメラで切り取っていく。
いうならば「宝探し」である。
つまりスナップ写真家というのは、アーティストなのではなく、トレジャーハンターなのだ。
気分は冒険家。
探し当てんとするお宝は、例え同じ場所であっても、時間により、季節により、天候により、現れたり、逃げたりする。
更に時間の経過により、決して止まることなく外界は変化し続ける。
つまり、お宝は無限に表れては消えていく。
撮り終えるということはない。
しかも、撮るほどに、お宝探しの腕は上がっていく。
だから決して飽きることはない。
今日もお宝を探しにいくことにしよう。