映画「Fukushima50」あらすじ&感想 朝日新聞の誤報が描かれていないところが惜しい!

Fukushima50

映画「Fukushima50」は、作家でジャーナリストの門田隆将著『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』が原作。
東日本大震災で津波に襲われた福島第一原子力発電所で命を懸けて事故に対応した東電の職員達を描く

当時の不幸中の不幸は、民主党政権であったこと。
震災の翌日に首相の菅直人が、政治的なパフォーマンスなのか、アホなのか、福島第一原子力発電所に訪れ、事故対応が遅れたことも、この映画では描かれている。

残念なのが、朝日新聞による「吉田調書」誤報問題を取り扱っていないところ。
「吉田調書」とは、事故当時、現場で事故対応にあたった福島第一原子力所所長の吉田昌郎が、事故調査委員会の聴取に応じた際の記録のこと。

調書は、技術的な問題だけでなく、政府官邸・東電本社とのゴタゴタや、現場の苦悩までも赤裸々に記録したようで、当初は吉田所長の意向により非公開であったらしい。

ところが、吉田所長が食道癌で亡くなった翌年の平成26年に、朝日新聞が非公式に調書を入手。事故当時、現場にいた東電職員の9割が吉田所長の命令に従わず、第一原発から第二原発に撤退したとするスクープ記事を発表。

しかし、朝日新聞以外のメディア各社各紙が、このスクープ記事を否定する報道を行った。
最終的に調書は公開され、朝日新聞は記事を取り消し謝罪することとなった。

朝日新聞は、従軍慰安婦の問題を筆頭に、フェイクニュースで日本を貶めてきたクソ新聞社。
今回の映画は海外でも上映されるようなので、この吉田調書問題も扱って、朝日新聞がいかに信用ならない新聞社であるかについても広めて欲しかった。

なお、映画では、この原発事故の根本原因は、自然の力に対する現代人の慢心にあるとして結んでいる。
震災当時に都知事であった石原慎太郎氏は、この災害は「天罰」ではないかと発言して批判されたが、もしかしたら、本当に神の人間に対する戒めだったのかもしれない。

しかし、もし天罰だったとしたら、何故、罪もない人々が死ななければならなかったのか。
神は実は悪魔なのか。
分からない。

ただ、私は代理贖罪だと思っている。
我々の代わりに罪をあがなってくれたのではないか。
そうでも考えないと、やっていられない。

少なくとも、残された我々が、この事故と震災から多くのことを学び、後世に伝えることが重要。
そのための一助が、この映画だと思う。
おすすめです。

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