集団の意見が必ず間違った選択をする理由 集団的浅慮に至る心理

道しるべ
個人の意見に比べ、集団の意見は、一見より安全で無難な決定になりやすいと思われがちだが、実際はリスキーなことが多いという。
これを「リスキー・シフト」と呼ぶ。

また、リスキーなだけでなく、集団が誤った判断をする場合もある。
これは「集団的浅慮」と呼ばれ、結束力が高く、反対意見の出にくい閉鎖的な集団に発生しやすいという。

世間では「大企業病」などと呼ばれるものが、これにあたるのだろう。
大企業は往々にして無難な企業戦略を立てるが、実際は無難どころか業績が悪化するだけ。

この「集団的浅慮」は、企業だけでなく国単位でも当てはまるだろう。
例えば、我が日本。

戦争放棄を規定した憲法第9条について、戦後、大半の人が改正に反対してきた。
しかし、戦後の日本が平和だったのは憲法9条があったことが理由ではない。

それどころか、尖閣、竹島、北方四島を考えれば分かるとおり、9条があることにより領土を奪われ、又は、狙われている始末。
民主主義は必ず間違った選択をする運命なのかもしれない。

このような集団的浅慮に陥らない方法として「悪魔の擁護者」というものが紹介されていた。
これは決められたメンバーのひとりが、役割としてあえて反対意見を述べるもの。

悪魔の擁護者を立てることにより、再検討するきっかけが生まれることがあり、誤った意思決定を予防することができるという。
一人一人の人生は選択と決定の繰り返しなのだがから、集団での協議だけでなく、各人の心の中にも「悪魔の擁護者」を持って生きていくべきなのだ。

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