映画「ヒトラー 最後の12日間」あらすじ&感想 悪のカリスマの最後

ヒトラー最後の12日間

アマゾンプライムビデオで映画「ヒトラー 最後の12 日間」を鑑賞。
監督はオリヴアー・ヒルシュビーゲルというドイツ人。

ヒトラー役は、ブルーノ・ガンツ。
内容はタイトルそのままで、ヒトラーが自殺するまでの最後の12日間を描いた映画。

ベルリンにある地下要塞にいるヒトラー。
その地下要塞に迫るソ連軍。
追い詰められた中、ヒトラーと最後まで共にいると決意する者、逃げる者、酒に溺れる者。

当時、その要塞でヒトラーの秘書として働いていた女性の回顧録を基に作製されており、当時の様子が、かなり正確に描かれている。

ヒトラー

印象的だったのが、敗戦直前における市民に対する政府高官のセリフ。

「同情などしない。彼らが選んだ運命だ。我々は国民に強制はしてない。彼らが我々に委ねたのだ。自業自得だ。」

セリフのとおり、ヒトラーは民主的な選挙で選ばれている。
これこそが、ヒトラーとナチ党に対する最大の謎である。
何故、こんな悪魔をドイツ市民は選んだのか。

ヒトラー率いるナチ党によると、民族の優秀生は戦争に強いかどうかであった。
にも関わらず第一次世界大戦においてドイツは敗北する。

それをヒトラーはユダヤ人のせいにした。
ユダヤ人の裏切りにより負けたのだとした。
だから、ユダヤ人は排除すべし。
この全く意味不明な説明が、当時のドイツの大衆の心を捕らえたらしい。

元々キリスト教社会におけるユダヤ人への嫌悪が存在し、その中で、戦争に負けた理由をユダヤ人に押し付けることができる論理は、大衆を扇動するに十分なものであった。

差別というのは、正しさを見えなくするものなのか・・・。
とにかくも、20世紀最大の悪のカリスマの最後が分かる素晴らしい映画。

特にヒトラーを演じるブルーノ・ガンツの演技が素晴らしく、我々が当時の映像から知るヒトラーそのもの。
お勧めです。

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