映画「新感染」シリーズあらすじ 新感染はゾンビの全てを描いた最高のノンストップアクションホラー!

これまで数々のゾンビ映画を観てきた。
ジョージ・A・ロメロ監督の元祖「ゾンビ」に始まり、「バタリアン」「ゾンビーワールドへようこそ」「ドーン・オブ・ザ・デッド」「28日後」「ウォーキング・デッド」などなど。

そんなゾンビ映画好きの私のイチオシが「新感染」。
「新感染」シリーズは令和3年1月現在、「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2017年9月 日本公開)と「新感染半島 ファイナル・ステージ」(2021年1月 日本公開)の2作品。

どちらも最高に面白いが、1作品目の「新感染 ファイナル・エクスプレス」はゾンビ映画の王道をゆくパニックホラー。
「新感染半島 ファイナル・ステージ」はホラー+アクション。

両作品のあらすじをご紹介。

新感染 ファイナル・エクスプレス

ファイナルエクスプレス

監督はヨン・サンホ。
主演はコン・ユとチョン・ユミ。
昨年観た「82年生まれキム・ジヨン」のコンビだ。

Story

妻と別居中のソグ。
ソグは幼い娘スアンに誕生日プレゼントは何が欲しいか聞くと、スアンは母に会いたいという。

ソグはスアンを連れ、妻がいるプサンに向かうため高速列車に乗る。
出発する直前、異様な女が乗り込む。

出発して間もなく女はゾンビと化し、乗務員を襲う。
襲われた乗務員もゾンビとなり、次々と乗客を襲い、車内がゾンビだらけとなっていく。

ソグは生き残った乗客とともに、ゾンビと戦いながらプサンを目指すが、次々と仲間たちを失う。
最後は、ソグ、スアンと車内で出会った妊婦だけになってしまう。

3人は別の列車に乗り換えるが、ソグは列車に乗っていたゾンビに噛まれてしまう。
ソグは意識を失いながら、スアンと妊婦を列車に残し、列車から飛び降りて自決する。


先ほど書いたとおり、私はたくさんのゾンビ映画を観てきたが、確実に上位にランクインできる秀逸のゾンビ映画。

ゾンビ映画の面白さは、生き残った者たちの人間模様。
極限状態で、各人の本性がむき出しになる。

自分を犠牲にしてでも仲間を救おうとする者。
自分だけ助かろうとする者。

ソグも当初は自分のことしか考えてなく、娘にも自分のことだけ考えればいいと諭す。
ところが、娘のスアンは、「パパはいつも自分のことしか考えていないからママが出て行ってしまったんだ。」と反論する。
娘の言葉を切っ掛けにソグは生き残った者たちを助けるようになっていく。

ゾンビ映画は「恐怖」の面白さだけではないところがミソ。
本当に怖いのはゾンビではなく人間。
本作は、そのあたりをキッチリ抑えているから面白い。

 

ファイナル・ステージ

ファイナル・ステージ
監督は前作と同じヨン・サンホ。
出演者は一新され、主演はカン・ドンウォン。
本作は前作から4年後の設定。

Story

4年前のウィルス蔓延により韓国は壊滅。
元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、姉の家族とともに船に乗って香港へ亡命。(船上でウィルスが発生し、姉と姉の子供は死亡。)

亡命した韓国人達は難民として迫害され、極貧生活を送っていた。
そんな中、香港のヤクザ集団がジョンソクほか3名の韓国人たちを集め、韓国に残された、あるトラックの回収を依頼する。
トラックの中には2000万ドル入っており、回収出来たら半分を渡すという。

ジョンソクたちは船で韓国に戻り、トラックを探す。
当然ゾンビたちに行く手を阻まれるも、何とかトラックにたどり着く。

ところが、港に向かう途中、亡命せず韓国に残った暴力集団に急襲を受ける。
ジョンソクは韓国から亡命できなかった家族に助けられるも、トラックは奪われてしまう。
ジョンソクたちはトラックを奪い返し、韓国から脱出する決意を固めていく。


ゾンビ映画というより、サバイバルアクション映画。
でも、メチャクチャ面白い。
特にカーチェイスシーンは最高。
韓国映画は日本映画を完全に追い抜いたと実感した。
絶対に日本では作れない。

カーチェイスシーンは明らかに映画「マッドマックス2」を意識している。
「真似」といってもいいくらいだが、それでもマッドマックス2を大きく超えるほど素晴らしい。

アクションシーンの中には眠たくなるものも多数あるが、本作のアクションは飽きさせず、正に手に汗握るノンストップサバイバル。

前作との直接的なストーリーの繋がりはないので、本作から観ても十分楽しめる。
前作を先に観ても、後に観ても面白い。
ゾンビ映画好きは必見。

ゾンビ映画の見どころ

たくさんのゾンビ映画を観てきた私が、ゾンビ映画の見どころを紹介。

①ゾンビは倒せる

ゾンビは、フレディ(エルム街の悪夢)や、ジェイソン(13日の金曜日)のように不死身ではない。
不死身どころか、かなり弱い。
基本的に頭を破壊すればOK。
でも大量にいるのがやっかい。
ゾンビの大群から脱出できなさそうな、できそうなところが、恐怖だけでなく興奮できて面白い。

②ゾンビは感染する

ゾンビは噛まれると感染する。
今回紹介した「新感染」シリーズも感染して、どんどんとゾンビが増えていく。
最後まで生き残りそうな登場人物が途中でゾンビになっていき、誰が最後まで生き残るのか予想するのも面白い。

③ゾンビは走る

初期のゾンビ映画のゾンビは、さほど走らなかった。
最近のゾンビは走るのが当たり前。
なんなら生前よりゾンビになったときの方が速いと思われる奴もいる。
「新感染」では手を使って猿のように走るゾンビも登場。
走るゾンビを認めない輩もいるようだが、今や走らないゾンビはゾンビではない。
走って追いかけられて、走って逃げる。
これが観ていてメチャクチャ面白い。

④ゾンビは悪人をやっつける

ゾンビ映画には、ほぼ100%、利己的な悪人が登場する。
他人を犠牲にして自分だけ助かろうとする奴。
しかし、最終的にはゾンビ達がやっつけてくれて、すっきりする。
勧善懲悪の気持ちよさがゾンビ映画にはあったりする。

⑤ゾンビは妄想できる

もし自分の町にゾンビウィルスが蔓延したらどうすればいいか。
ゾンビ映画の定番の逃げ込み先はスーパーマーケット。
当分は食事に苦労しないし。
しかし、自宅からスーパーマーケットまでは若干の距離がある。
さぁ、どうする。
妄想って楽しい。

⑥ゾンビは設定が違う

ゾンビは弱点がある。
それは各映画によって違っていて、その違いを考察するのも面白い。
「新感染」のゾンビは夜目が効かず、暗いところでは人間がどこにいるか分からなくなり、光と音のなる方へ向かう性質がある。
「ウォーキング・デッド」では、体中に死人の内臓を塗りたくればゾンビの中に紛れ込める。
ゾンビの発生原因も違い、呪術(死霊のはらわた)、軍が作った薬品(バタリアン)などもあるが、最近の作品はウィルスがほとんど。
そのあたりの比較も面白い。


ゾンビ映画というとグロシーンばかりが取り上げられるが、実際は極限状態に生き残った人間たちのドラマがポイント。
食わず嫌いでゾンビ映画を避けてきた方は、是非「新感染」を鑑賞することを勧める。

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