映画「リチャード・ジュエル」あらすじ&感想 メディアリンチの実話 

映画「リチャード・ジュエル」の監督はクリント・イーストウッド。
御年90歳。

ここ10年、クリント・イーストウッド監督は1~2年に一本のペースで映画を作成している。凄い。
今回の映画は1996年に起こった実際のメディアリンチ事件に基づいてる。

STORY

リチャード・ジュエル

主役のリチャード・ジュエルは、1996年に開催されたアトランタオリンピックの警備員。
ジュエルがオリンピック関連のコンサートイベントの警備をしていたところ、怪しい鞄を発見。

他の警備員は、ただの忘れ物だと思うなか、ジュエルは律儀にマニュアルに基づき、爆弾処理班を呼ぶ。
調べた結果、爆弾と判明。

すぐに観客を爆弾から離すよう誘導するも、爆発。
2名が死亡。
その後、多くの命を救ったとしてジュエルは一躍ヒーローとなる。

一方、スクープを探す女性記者キャシー。
FBIの担当者から色仕掛けで、捜査対象者を聞き出す。

それは何とヒーローであるジュエルであるという。
キャシーは、早速、新聞で公表。

一夜にしてジュエルはヒーローから疑惑の人に転落。
ジュエルの母も含め、連日メディアに追い回され、生活がメチャクチャになってしまう。

FBIからの直接の聞き取りが始まるなか、ジュエルは、以前、勤務していたときに知り合った弁護士のワトソンに弁護を依頼。
二人は、FBIとメディアに戦いを挑んでいく・・・。

マスメディアは第一の権力

マスメディアは真実を知ろうとする機関ではない。
真実かどうかは問題ではない。

いかにセンセーショナルか。
いかに金になるか。

そして民主主義国家において、マスメディアは第一の権力だ。
学校では、マスメディアは「第四の権力」として教えられるが、実際はマスメディアに勝る機関などない。

政府、国会はいうまでもなく、警察、検察、司法までもが、マスメディアとマスメディアに煽動された大衆の動向を無視できない。
その権力者であるマスメディアが、反権力を気取っているから始末に悪い。

今回の映画の題材となった事件は20年以上前のものだが、今も、マスメディアのあり方は全く変わっていない。それどころか、強化されている気配さえ濃厚である。

マスメディアの恐ろしさ、邪悪さを改めて認識させる今回の映画。
お勧めです。

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