風評被害は報道被害 福島『汚染水』の風評(月刊Hanada6月号 藤原かずえ)
月刊Hanada6月号の藤原かずえさんの記事「朝日がつくった福島『汚染水』の風評」が秀逸。
藤原さんはブロガーで、マスコミの嘘を論理的に喝破する天才。
先月半ば、政府は東京電力福島第一原発の処理水について海洋放出することを決定。
これに対し、IAEA(国政原子力機関)や、米国も、日本の対応を歓迎する見解を発表。
ところが、ご案内のとおり、特定の勢力によって「処理水の海洋放出が危険を及ぼす」という『風評』が流布されている。
風評とは、その内容が間違っているから「風評」と呼ばれる。
そして「風評被害」が発生する。
左派メディアや、野党は処理水が危険であるとの情報は「風評」である、つまり、間違っていると知っている。
知っているならば、世間に流布されている処理水に関する情報は間違っていることを国民に伝えなければならない。
にも関わらず、風評の内容ではなく「風評が発生する」ことを問題視している。
左派メディア・野党は、風評という間違った情報にひれ伏して海洋放出を中止するよう政府に求めるという本末転倒な状況が発生していると藤原さんは指摘する。
福島県民を守るかのような言説をならべたてている左派メディア・野党であるが、実際は風評をより強化し、県民を苦しめている。
「風評被害とは報道被害」だということを左派メディア・野党は分かっていない。
分かっていないならまだいいが、分かっててやっている節がある。
福島県民を苦しめることにより、自分たちの立場を強くする。
一刻も早く消えて欲しい連中だ。