映画「ストーカー」あらすじと感想 孤独とトラウマと不運が人を狂気に駆り立てる

「ストーカー」は2002年公開映画。
ロビン・ウィリアムズ主演。

ストーカー

【Story】

フィルムの現像店で働くサイ(ロビン・ウィリアムズ)。
サイは独身で、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいる。

その店に定期的にフィルムを出してくるニーナ。
ニーナは小さい男の子のお母さん。

サイはニーナの家族写真を何年も見続けているうち、ニーナの家庭に異常な憧れをもつようになる。
サイはニーナが現像に出したフィルムを、勝手に複数焼き増ししてサイの部屋の壁に貼っていた。

ある日、焼き増ししていることが店長にバレてしまい、サイは店をクビになってしまう。
突然のことに動揺するサイ。

サイは最後の仕事をしていると、ニーナの夫の不倫写真を見つけてしまう。
サイはその写真をニーナが現像に出してくる写真に紛れ込ませる。

ニーナは夫の不倫写真を見てショックを受けるも、夫に詰め寄ることなく、普通に生活を送り続ける。
そのニーナの行動を見たサイは疑問と怒りを覚え、ニーナの夫が不倫相手の女性と泊まっているホテルに押し入り、無理やりに不倫現場写真を撮影する。

その後、逃走を図るが、逮捕されてしまう。
警察の取り調べに対し、サイは幸せな家庭を壊す父親を許せなかったと言い、どうやらサイ自身も子供の頃、虐待を受けたことを仄めかすのだった。

【孤独とトラウマと不運が人を狂気に駆り立てる】

当初は、真面目な写真店の店員だったサイでしたが、孤独と過去のトラウマが彼の心を少しずつ壊していきます。
そして、仕事がら他人の幸せそうな写真を見続け、寂しさが大きくなります。
そんな中、サイの車の窓にヒビが入り、仕事をクビになり、更に憧れの家族の父親が不倫をしていた事実を知ってしまいます。
大小様々な不運が積み重なり、遂にサイは狂気に走るのでした…。

誰しもが心に闇を抱える現代。
全ての人がサイになりうるのではないでしょうか。
そう思わせるほどのロビン・ウィルアムズの演技力も凄い。
ロビン・ウィリアムズと言えば「レナードの朝」のセイヤー医師、「いまを生きる」のキーティング先生など、ザ・善人な役の印象が強いですが、本作のようなサイコ的な役もいいです。
悪役(?)ロビン・ウィリアムズを観るだけでも価値はあるし、グロシーンもほとんどないので、サスペンスが苦手な方にもおすすめです。

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