映画「サマーウォーズ」あらすじと感想 「つながる」ことは強さだ!

サマーウォーズ

「サマーウォーズ」は2009年公開の映画です。
監督は細田守さん。

【Story】

高校2年生のケンジ。
ケンジは数学オリンピックの日本代表を狙えるほどの男。

劇中では世界中の人が「OZ(オズ)」という仮想空間を日常的に使って生活をしている。
ケンジはOZの末端のメンテナンスを行うバイトをしていた。

ある日、ケンジの憧れの先輩であるナツキから、ニセの彼氏として、一緒に曽祖母の家に来て欲しいと頼まれる。

ケンジはナツキとともに曽祖母の家である陣内家に行くと、曽祖母の90歳の誕生祝いのため、親戚が多数集まっていた。

ケンジが陣内家で過ごしていると、OZが暴走したAI「ラブマシーン」に乗っ取られ、世界中が大混乱していく。

武家の末裔である陣内家の男たち及びケンジは、仮想空間上でOZに対決を挑んでいく。

 

【消えてしまった大家族に対する憧れ】

陣内家には多くの親戚が集まりますが、30年くらい前は当たり前の光景でした。
しかし、核家族で生まれ育ったケンジには、陣内家に集まった大家族をうらやましく感じます。
これは観ている人にとっても同じように感じたと思います。

人間って大家族で生きるべきだし、その歴史の方が断然長いのです。
つまり、人間は大家族で生きる方が自然ですし、逆に核家族って不自然なんです。
この映画を観ていると、改めてそんなことを感じます。

曽祖母は途中で急逝しますが、「一番いけないことは、お腹が空いていることと一人でいること。」との遺言を残す。
この「いけないこと」を解消する最も簡単なことは、家族で食卓を囲むこと。

しかし、現代では核家族が当たり前となり、そして会社人間となった父親は家庭から消え去ってしまいました。
この繋がりが薄くなった異常事態を回避するには、今のところインターネットくらいしかありませんが、やはりネットでのつながりは、所詮、仮想的なものです…。

「サマーウォーズ」では、最近の映画にはめずらしく、「男らしさ」を描いています。
ナツキにとって、ただの後輩だったケンジだったが、AIと対決する姿を見て、ナツキはケンジに惚れていきます。

女は「やさしい男」ではなく、本当は「戦う男」を愛するのです。
そういいたげな映画になっています。

細田監督って、意外と保守的な思想の持ち主なのかも。
私と気が合いそう。
細田監督の他の作品も観ることにします。

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