映画「ターミネーター ニューフェイト」あらすじ&感想 脚本が雑過ぎて続編製作不能…

 

映画界では「無かったことにする映画」というものが存在する。1998年のハリウッド版ゴジラだったり、2001年の猿の惑星のリメイクだっったり。

今回紹介するの「ターミネーター ニューフェイト」は5作目なのだが、全然ヒットせず、低評価だった3と4は無かったことにして、ターミネーター2の続編として製作されている。

確かにターミネーター2は面白かった。
CGに価値があった時代というのもヒットの理由だろう。

しかし、もし6作目を作ることとなったら、この「ターミネーター ニューフェイト」も無かったことになるだろう。
その理由を述べる前に、あらすじをご紹介

Story

ストーリーは、1作目・2作目と一緒。

数十年後の未来、AIが異常発達し、遂に自我に目覚めたコンピューターが人間に戦いを挑み、人類を滅ぼしていく。
そこに立ち向かっていく人間側のリーダー。

負けそうになったコンピューター側はタイムマシンを作り出し、殺人ロボットを過去に送り込み、そのリーダーが生まれる前の母親を殺そうとするのが1作名。

少年時代のリーダーを殺そうとするのが2作目。
今回は未来のリーダーとなる女性が標的。

毎回同じストーリーにはうんざりだが、「未来から殺人ロボットがやってくる」というのがターミネーターという映画の基本なのだから仕方がない。

今回一番驚いたのが、冒頭で2作目に標的となった未来のリーダーであるジョン・コナー少年が、公開当時のままに登場。
更に、そのお母さんであるリンダ・ハミルトンや、シュワちゃんも当時の若いまま出演。
どうやらCG。全くCG感が無い。凄い。

ちなみに、その冒頭シーンでジョン少年はシュワちゃんに、あっけなく殺されてしまう。
2作目で、あれだけ頑張って守ったジョンを殺してしまうとは。。。

その後、シュワちゃんロボットは人間社会で隠れて暮らしていくうちに良心に目覚め、今回の映画では主人公側の助っ人となり、未来のリーダーを守っていく。

突っ込みどころが満載

ターミネーター ニューフェイト

シュワちゃんターミネーターが良心に目覚めるっておかしくない?
たかだか一体のロボットが良心に目覚めるなら、このロボットを作ったAIだって良心を理解するのでは?

もっと根本的なことを言わせてもらうと、「過去を変えると未来が変わる」という前提って変だ。
過去を変えると、確かに変えられた時間軸にある未来は変わるかもしれないが、送り込んだ側の未来はそのままなのでは。つまり、未来が複数存在していくのでは。

漫画のドラえもんで「のび太のタイムパラドックス」という話が話題になることがある。
ドラえもんが未来から来たのは、のび太の子孫であるセワシくんが、のび太をジャイアンの妹であるジャイ子ではなく、しずかちゃんと結婚させるために送り込んだものだ。

実際、のび太は、しずかちゃんと結婚するのだが、そうなるとドラえもんを送り込んだセワシくんは存在しなくなる。
セワシくんが存在しないということは、ドラえもんが送り込まれることもなくなる。・・・。

過去を変えるって意味なくない???
だったら観るなってことになっちゃうけど。。。

もう一つ言わせてもらうと、何故、未来からの殺人ロボットは1体だけでくるのか。
もっとたくさん送り込めばいいじゃん。

確か1作目では、タイムマシーンが壊されたので1体しかこないという台詞があったはずだが、今回はなかったと思う。

とにかく突っ込みどころが多く、脚本が雑。
CGをタップリ使ったアクションシーンの連続ではあるものの、今や「どうせCGでしょ」というのが無意識にあるので、ひたすら眠いだけ。

CGの時代だからこそ、トム・クルーズみたいに体を張った映像を撮らないと。
長く書いてしまったが、結論からすると1900円の価値無し。残念。

もう続編の製作は不能。
ターミネーターシリーズは本作で終了です。。。

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