【映画「宝島」酷評】制作費25億円の駄作|興行収入大爆死の予感
映画「宝島」を公開から二日目に鑑賞。
太平洋戦争後のアメリカの統治下にあった沖縄の物語。
上映時間191分。
3時間越えの大作。
予想はしていたが、ザ・駄作。
あくびとため息ばかりの地獄の191分。
直木賞を受賞した同名の小説が原作。
事前に原作小説を読んでみたのだが、めちゃくちゃ詰まらない。
読んでも読んでも面白くなっていかない。
しかも沖縄の方言が度々出てくるので読みづらい。
原作が面白くないのに、映画が面白くなるわけがないと薄々思っていたのだが、予感的中。
本作は東映とソニー・ピクチャーズの共同配給。
間違いなく東映にとっては今年一番の大作。
嘘かホントか制作費は25億円らしい。
興行収入の半分は映画館側に持っていかれることを考えると、映画で利益をあげるには制作費の倍を稼ぐ必要がある。
通常の実写映画の制作費は5億円前後。
この制作費で15億以上稼げれば、ヒット若しくは大ヒットと言っていいだろう。
「宝島」の場合、制作費25億円が本当だとすると、50億円の興行収入をたたき出さないとペイできない。
アニメを除くと日本において50億円以上の興行収入を出す実写映画は年に5本以下。
そんな状況の中で面白くもない原作に25億円かける意味が分からない。
映画をヒットさせるには普段映画を観ない人を、どれだけ映画館に連れてこれるかがカギになる。
しかし、普段映画を観ない人に勧められるような作品ではない。
原作を読んだ時点で映画化には向いていないことは分かりそうなものなのだが・・・。
「直木賞」などという権威に頼ったことが敗因。
先日鑑賞した「遠い山なみの光」もノーベル文学賞を売りに作った作品だったが、どう考えても失敗。
「宝島」も「遠い山なみの光」と同様に、一番大事な公開から3日間の興行収入ランキングは5位以下からスタートすることは間違いない。
5位以下ということは興行収入は1億円を超えるか超えないか程度。
このような成績になった場合、次の週の上映回数は極端に減らされて1日に1~2回上映ということになるだろう。
そして最終興行収入は5億円もいかないかもしれない。
この数値は私の個人的な妄想ではあるものの、当たらずとも遠からずといったところではないだろうか。
制作費25億円で興行収入5億円・・・。
背筋が凍る・・・。
まぁ、東映とソニーという大会社が配給しているので、大した損失ではないのかもしれないが、25億円とはもったいない。
月曜日の夜に「映画.com」で、週末3日間の興行収入(実際には動員数)ランキングが発表される。
「宝島」が何位にくるか楽しみだ。