映画「アリスとテレスのまぼろし工場」 興行収入 爆死確定 上映40分で退席、失敗の記録
映画館でアニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」を鑑賞。
上映開始から40分弱で退席。
私って、ついついこういう失敗をやってしまう。
CMの段階で、自分の体質に合っていないと分かっているのに観てしまう。
「CMを観る限りは面白そうじゃないけど、実際に映画館で観れば面白いのでは!?」などという「賭け」に出てしまう。
しかし、そのギャンブルに勝ったためしはない。
映画の冒頭で街の外れにある工場が爆発。
それを切っ掛けに街から出られないという訳の分からない設定が突然に誕生。
映画が進めば分かっていくのだろうと思いきや、全く説明される気配はない。
その間に、しょうもない中学生のミニ恋愛が展開。
ストーリーが進む中、主人公にフラれた少女が叫んだかと思ったら、竜だか、狼だかの形の雲がその少女を消し去る。
どういうこと?
その時点でイライラが頂点に達して退出。
というか各シーンの演出だったり、演技・芝居が過剰というか、クサいというか、観ていて気持ち悪い。
「アリスとテレス」というわりには、哲学者のアリストテレスと関係があるとは思えない。
学生時代、ソクラテス・プラトン・アリスとテレスと古代ギリシアの哲学を学んだ私としては、そのあたりも気になっていたのだが・・・。残念至極。
レイトショーではあったが、客の数もまばら。
アニメの場合、時間と金が膨大にかかるらしいから、これは爆死確定かな。
来週の週末興行収入ランキングが楽しみだ。
いきなりランク外ってのがベストだが、7位以下の始まりで、次の週でランク外。
それを見て、大笑いして、私の失った金と時間を少しでも取り戻すことにしよう。
【追記(令和5年9月20日)】
週末の映画興行収入ランキングが発表された。
「アリスとテレスのまぼろし工場」初登場8位。
3週目の「こんちは、母さん」にも負けている。
爆死決定。
こういう独りよがりな作品は、宮崎監督くらいビッグになってからじゃないとダメ。
それにしても7位始まりかと思っていたところが8位だったので、メチャクチャすっきり。
この監督に二度とアニメを作らせてはならない。