ホアキン・フェニックス主演映画「ナポレオン」ネタバレ解説!ジョゼフィーヌの愛と別れ、美しきヴァネッサ・カービーのエロチックな演技に注目
映画「ナポレオン」を鑑賞。
監督は巨匠リドリー・スコット。
主演は「Joker」のホアキン・フェニックス。
アメリカとイギリスの合作。
内容はタイトル通り、ナポレオンの生涯を描いた伝記映画。
ナポレオンの生涯を説明せよと言われたら、全く答えられない無学な私。
勉強になればと思い鑑賞。
映画はフランス革命によるマリー・アントワネットの斬首刑のシーンから始まる。
革命後の混乱の中、ナポレオンは天才的な軍師の才能を発揮し、頭角を現していく。
その中でナポレオンは貴族出身のジョゼフィーヌに一目ぼれして結婚する。
しかし、気が多いジョゼフィーヌは、ナポレオンが戦地に遠征中、不倫をしてしまう。
その不倫を聞きつけたナポレオンは戦場を放り捨て、フランスに帰り、ジョゼフィーヌを問い詰める。
ジョゼフィーヌに惚れ込んでいたナポレオンはジョゼフィーヌの不倫を許す。
許すどころか、「私なしではただの男」とジョゼフィーヌに言わされてしまう。
それほどナポレオンはジョゼフィーヌを心から愛していた。
その後、ナポレオンは皇帝に即位。
即位に伴って、ナポレオンはジョゼフィーヌとの間に子供ができないことにいら立っていく。
ナポレオンとジョゼフィーヌのどちらに問題があるのかを確認するため、ナポレオンは18歳の女性と性行為を行う。
その女性は妊娠し、子供ができない原因はジョゼフィーヌ側にあることが判明。
国の安定のため、泣く泣くナポレオンは愛するジョゼフィーヌと離婚する。
離婚後、ロシアとの戦いに破れ、多くの戦死者を出した責任を取る形で、エルバ島の小領主として追放される。
追放後、1年も経過しないうちにジョゼフィーヌに会うべくエルバ島を脱出。
奇跡的にナポレオンは復位を成し遂げるが、ジョゼフィーヌは病死していた。
失意の中、ナポレオンはイギリス・プロイセンの連合軍と戦うこととなるが、完敗し、セントヘレナ島に幽閉される。
そこでナポレオンは亡きジョゼフィーヌのことを思いつつ、テーブルの上で亡くなるところで映画は終わる。
本作は2時間半を超える長尺映画。
何千人ものエキストラを使った大スペクタクルな戦闘シーンがいくつかあるが、個人的には退屈。
戦闘シーンよりもナポレオンとジョゼフィーヌとの対話のほうが、緊張感があって、更にエロチックで面白い。
しかもジョゼフィーヌを演じたヴァネッサ・カービーというイギリスの女優が、とんでもなく美しくて妖艶。
どこかで見たことがある女優だと思って調べたら、ミッションインポッシブルでホワイト・ウィドウ役で出演していた。
このヴァネッサ・カービーがスカートをまくり上げて足を開くシーンがあるのだが、これがメチャクチャエロい。
私もナポレオンと同じくジョゼフィーヌに恋してしまった。
(ちなみに映画内ではナポレオンとジョゼフィーヌの立ちバックシーンが観れる。)
エンターテイメント性が若干低く、また、フランスの物語なのに、セリフが英語なのが少し気になるが、ヴァネッサ・カービーの美しさを観るだけでも価値はある。かも。
ちなみにナポレオンの最期の言葉は「フランス!…軍隊!…軍隊のかしらに…ジョゼフィーヌ!」だったらしい。
死に際まで思う女性と出会えたナポレオンは幸せ者だ。
映画としてはおすすめはしないが、ナポレオンの歴史を学びたいひとはどうぞ。