「サンクスギビング」感想レビュー:ネタバレなしの感動と驚き!ホラーファン必見のB級ホラー作品

今日から公開の映画「サンクスギビング」を鑑賞。
サンクスギビング(Thanksgiving)とは感謝祭のこと。

感謝祭はアメリカでは毎年11月の第4木曜日に行われる、収穫に感謝を捧げる祝日。
その日は主に七面鳥を食べる。

本作品は感謝祭を舞台に猟奇的な連続殺人が起こるホラー映画。

あらすじは次のとおり(ネタバレなし)。

街の巨大スーパーマーケットでは、ブラックフライデーの準備をしていた。
(ブラックフライデーとは、感謝祭の翌日の金曜日のことで、小売店などで大規模な安売りを実施する。)

店の前には膨大な数の客が開店を待っている。
そこにスーパーの社長の高校生の娘ジェシカとジェシカの友人数名が、開店前に入り、買い物を始める。

それを見た客は怒り、カギのかかった店のドアを破り、店内になだれ込んでいく。
その混乱の中で、数名が死亡する。

1年後、感謝祭とブラックフライデーが近づくと、1年前の悲劇に関係する人々が惨殺されていく。

ジェシカも犯人のターゲットの一人。
遂にジェシカは捕らえられ、犯人の正体を知る。

この手のA寄りのB級ホラーは大好き。
ややグロ度が低いが、きちんとドキドキさせてくれたので大満足。

本作と類似のホラーである「スクリーム」と同様に「犯人は誰だ?」的な要素があり、映画のラストで意外な犯人が分かる。

意外と言っても、この手の映画が好きな人で、更にセリフを注意深く聞いていれば、映画の前半で分かると思う。

その意味で、シナリオに緻密さや深さはなく「B級」。
私はB級も好きだが、A級が作れるのであれば、A級の方を観たいのが本音。

今後、「スクリーム」や「ソウ」のように、シリーズ化されるくらいのA級大ヒットホラーが出てくることを願っている。

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