令和5年映画ランキング発表!個人的な優秀作品と期待外れ作品、象徴的な4本の分析
突然ですが令和5年の俺的映画ランキングの発表。
まずは優秀作品部門。
【優秀作品】
第1位:PERFECT DAYS
第2位:怪物
第3位:そして僕は途方に暮れる
惜しくも優秀作品からもれた佳作は次のとおり。
・仕掛人 藤枝梅安(パート2含む)
・バービー
・沈黙の艦隊
・シス 不死身の男
・月
・市子
・Tar
・Fall
参考に期待外れ部門の発表。
【期待外れ作品】
・シン仮面ライダー
・君たちはどう生きるか
・リボルバー・リリー
・アリスとテレスのまぼろし工場
・アントニオ猪木をさがして
・屋根裏のラジャー
・宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター
面白い・面白くないを抜きにして、個人的に今年を象徴する映画は次の4本。
・君たちはどう生きるか
・バービー
・アナログ
・PERFECTDAYS
これらに共通するテーマは、反デジタル・反バーチャル・反メタバース。
「君たちはどう生きるか」での塔の中にいる大叔父の世界と「バービー」がいたバービーランドを都合のいいことしか起こらないバーチャル世界と見るならば、二つの作品とも主人公は、その世界ではなく、苦しくて厳しい現実(リアル世界)を選択する。
「アナログ」と「PERFECT DAYS」では、デジタル社会と切り離された人々の素晴らしさを描く。
現実世界がデジタルでバーチャルな世界に侵食されつつある危機感。
これは来年以降の作品にも扱われるべきテーマであると思う。
細田守のようにメタバース万歳みたいな作品を作っている輩には、さっさと退場してもらいたいものだ。
映画の評価は人それぞれなので、私の評価に不服な方も多いと思う。
納得いかない方はコメントをどうぞ。